2008年11月11日火曜日

ヒカリ ~時間は悲しみを加速させる~


お引越し先のマンションで
段ボール箱と格闘中の日曜日
かわいいお客さんたちがたくさん訪れた
5人の兄弟姉妹たち
ここでは写真は個人情報になるので載せません(笑)
だって、可愛すぎるので誘拐でもされたら大変ですから 川*´∇`*川うふ♪.*:・'゜.


それで、荷物との格闘を一時中断

っていうか…
小夜子のベッドがその子たちの遊び場と化し
弾む子供たちに「コラァ~」と言いながら
昨年は箱から出しもしなかったクリスマスツリーを出して飾ってみた


昨年のクリスマスはちょうどパパが他界した日…

11月半ばに突然倒れて心肺停止から蘇生していただいたものの
意識不明のままICUで過ごしたパパに
毎日病院まで出かけて、
話しかけたり、むくんだ手脚をマッサージしたり
音楽を聴かせたり、家族の声を録音したものを聴かせたり
ベッドの上で12月生まれのパパのお誕生日をお祝いしたりと
復活を信じて日々祈り続けた日々…

輝く街のイルミネーションも
きっとパパにヒカリを与えてくれるものと
確信していたのに…

ハロウィンが終わり
また街にクリスマスを迎える活気が戻ってきたけれど
小夜子にとってはクリスマスは一生悲しい日になってしまった

人を幸福にするイルミネーションやツリーのヒカリが
こんなにも寂しいものだと感じるとは思ってもみなかった

あれから1年経とうとしているが
時間は悲しみを加速させるのだと
この1年をかけて思い知った

どんなシーンにも大切なパパが居ないことが
とても辛く寂しい

ヒカリ…
その美しさが今年から鋭くチクチクと胸を突く


そんな想いをよそに
無邪気に「綺麗ねぇ~★彡」と嬉々とする
親戚の子供たちに
「お行儀よくしなさいよぉ~」と笑顔で叫んだ
ちっちゃい子好きのパパも
降りて来ていたかもしれない



小夜子@o(・"・。)β。.:*・゚☆.。.:*・

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