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孤独001
[現実からの逃避]
朝方まで毎夜続く仲間たちとのワイワイの宴
そこから現実に戻ったとき
今向き合うのは孤独
吸い込まれそうなほどの深い闇
どこまで続くのかわからない闇
泣き疲れたら
眩しいくらいの太陽が照りつけていた
表に出ることを拒みながら
睡魔に飲み込まれた方が楽になれると
無理に目をとじて堕ちてゆく
太陽が西に傾く頃
仕方なく外に出てみる
それでも闇へ導こうというのか
ギラギラ高笑いしているかのような
けたたましい眩しさ
ワイパーでも私の涙はぬぐえない
もう、どこにもわたしの居場所はない
孤独で孤独で孤独で…
毎夜訪れる宴の時間が
今では深い闇への花道のようにさえ思える
★小夜子★
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